人魚の島のひみつ


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映画ちいかわ、観てきた!
予告映像から気合入ってて、これは"当たり"の映画だな…!と直感してたら、総作画監督にナガノ先生が鎮座されてると知り震えあがった。さ、さすがっす…!
映画化と聞いて高まるワクワク感、期待感をしっかり超えてくれるおもしろさ、そして完成度だった!
おかげで一か月前に新劇ケロで負った傷がちょっと癒えた…。
本当はこういうのを観たかったんだよなあ…(未練タラタラ)

続きで詳しい感想をあれこれ。
映画ちいかわの感想

●「くつずれ」と共に流れるOP映像のかわいいこと!
 絵本のようなタッチも相まって、なんならここが一番泣きそうになったかもしれない。キャラそれぞれの持ち味を活かしつつ、かわいくテンポよくまとまっていて冒頭の登場人物紹介映像として最高のクオリティだった。

●ちいかわ族とは違う理にいるセイレーンたまらん!
 ちいかわたちと言葉が交わせて、もしかしたら話し合いで解決できるかも!という空気にしてからの、セイレーンの「だから食べてるの」発言…背筋がヒュッと冷えるったらない。
 ヒトハとフタバの乗った船を沈めたときも、辛さにもんどりうってるうちにハチワレを吹っ飛ばしそうになったときも、セイレーン自身は特に攻撃の意思を込めてないのがタチ悪いというか遣る瀬無いというか…。

●モモンガへの警戒心を隠そうとしないちいかわ良!
 コイツ嫌だなあ…がちいかわの表情から滲み出すぎてるのが好きでえ…。
 ちいかわには悪いけど、モモンガ相手にしてるときとてもイキイキしてるように見えるのでもっと見たい。

●島二郎の異質さよ…。
 漫画でも誰!!?感がすごかったけど、展開を知ってる映画でも誰!!?となっておもろかった。仲間たちをみんなセイレーンに攫われ、一人ぼっちになったちいかわの前に現れる味方のなりじゃないんだよなあ!
 でも誰よりも体張ってセイレーンを止めてくれるし、黄金の精神を持っているしで気づけば好きになってしまう…異質で不思議な存在。

●トドメを求める島民たちの場面さあ…。
 島民たちは言葉を発さない分若干マイルド表現ではあったけど、それでも大衆が報復を、"暴"を望む集団と化すのおっかなかった。
 そして、戦争や人種差別なんかを扱った映像で見かけるかどうかのシチュエーションだぞ!?小さくてかわいい奴らが大半なお話でやることか!?感もすごかった。まあ、やるんですけど…。

●小さくてかわいい奴らがわちゃわちゃする映画でこの後味の悪さになることある!!?あるんだなあ…!
 ちいかわたちが船に乗って帰路に着く場面で終わってたら、ギリめでたしめでたし!で締めくくれたと思うんだ。
 でもそうはせず、絶対コレめでたくないめでたくない…の結末になるだろ…と予感させてくれるエピローグまで情け容赦なく映してくれるのがね……"ヘキ"っすね…。

背景美術もすごくきれいでよかったなあ。
背景にまで、光が当たってる面と影になってる面の境の彩度高くなる部分をちゃんと描写してるのすっご…!と舌を巻いた。
あとCGモブの動きが全然浮いてなくて感動した!
手書き作画と並ぶと浮くCG、異物感がすさまじくてどうも苦手で…そういった場面に当たるとどうしても没入感が削がれてしまうんすよね…。
でも映画ちいかわではちゃんと手書きとCGを馴染ませてくれてて違和感なかった!好感触!

ちいかわはナガノ先生のヘキの暴れっぷりを拝むのが楽しいという理由でふわ~っと追ってる程度のファンだけど、その程度のファンでも円盤のお迎えを考えてしまう素晴らしい出来だった。
この調子で他の長編作品も映画になっていったらいいねえ。

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